大谷翔平の実戦復帰は「数か月先」 米ラジオ番組でロバーツ監督明かす「確実に今季中に投げる」
2025年4月18日(金)12時21分 スポーツ報知
ドジャースのD・ロバーツ監督(52)が17日(日本時間18日)、米スポーツラジオ番組「ザ・ジム・ローム・ショー」に出演。大谷翔平投手(30)の復帰登板が「まだ数か月先の話」だと明かした。
前日16日(同17日)には投手調整再開後6度目のブルペン投球を行った大谷。現在は毎週水曜日に軽い投球練習、土曜日に強度を高めた同練習を行うのが大まかな流れだ。ここまで球種は直球、ツーシーム、スプリットに限定され、スライダーは解禁していない。球速も92マイル(約148キロ)前後で抑えているが、指揮官は「うまくいけば、もうすぐ打者に対して(実戦形式で)投げ始める予定だ」とし、「(実戦)復帰のタイミングはまだ数か月先の話だ。(正確な時期は)まだあいまいだけど、俺たちは次のステップへ進もうとしている。進んでみて様子を見ようって感じだ」と話した。「でも確実に、今季中に彼がうちで投げるのを期待しているし、ポストシーズンを通してもそうだ」と10月の戦いで戦力として期待しているようだ。
2023年9月の右肘、昨年11月の左肩手術から投手としても復帰を目指す今季。当初は5月頃のメジャー復帰登板が計画されていたが、東京シリーズに向けて打者調整を優先することなどを理由に3月から投手の調整ペースをダウンさせた。3月29日(同30日)に32日ぶりのブルペン入り。投手調整を本格的に再開させた大谷はこれまで「チームの方針というか、執刀してくれた医師の方も2回目の(右肘)手術なので(リハビリは)慎重にいった方がいいという考え方ですし、それに沿ってやりたいなと個人的には思っています」と話している。