広島・末包 東洋大の後輩・村上撃つ!「ビビってもらえれば」18日からVS阪神3連戦

2025年4月18日(金)5時0分 スポーツニッポン

 広島・末包昇大外野手(28)が、18日の阪神戦(甲子園)での村上撃ちを誓った。東洋大の2学年後輩にあたる右腕とは、昨季の対戦で6打数3安打、1本塁打と好相性。「しっかり振りにいって、ビビってもらえれば」と“威嚇”した。阪神との開幕カードは出場がなかったが、出場12試合で14打点を記録する絶好調のコイの4番が、0・5ゲーム差に迫った虎を退治する立役者になる。 好調を維持する末包が、後輩撃ちからの虎退治へ貢献を誓った。

 「村上も制球がいいですし、割り切りを持って、狙い球を絞って入っていければなと思う。しっかり振りにいって、ビビってもらえれば。ビジターなので先に点を取って試合を優位に進めたい」

 18日の相手先発は村上。東洋大の2学年後輩で、3年から4年にかけての半年間に、野球部寮で同部屋だった間柄だ。右腕の印象を問われた大砲は「前回対戦でベンチから見ている限りでは、一昨年みたいにしっかり四隅を突いて出し入れしている」といい、改めて映像を見て対策を練っている。

 チームは3月28日の開幕戦で、9回途中まで無得点に抑えられたが、末包は昨季6打数3安打(・500)、1本塁打。「一昨年良かった時も、今年も対戦していないので、あまり相性が良いとは言い切れないが、あっちが勝手に数字を意識してくれれば」。今季初対戦でも、先輩の威厳を示す構えだ。

 離脱前のモンテロと秋山が中軸を担っていた3月28〜30日の阪神との開幕カードは、3試合とも出場なし。「出られなかった悔しさは正直ありました。何で出られないんだというのもありました」と思いを吐露。阪神戦で味わった悔しさを、阪神戦でぶつける。

 2日のヤクルト戦以降はスタメンに定着し、9日の中日戦からは7試合連続で4番に座る。新井監督は「まだ4番目」と強調するが、出場12試合で14打点は巨人・岡本らと並んでリーグトップタイ。打率・347も3位で、6試合連続安打中と頼れる働きが続く。

 「自分の中で対策を練って、割り切り持って焦ることなく打席に入れている。全部が全部打てるわけではない。ここに来たら絶対に打とうという、そういった割り切りを自分はもっとやっていかないといけないのかなと、去年のやられ方を見て思った」

 打席での割り切りが好調の要因の一つ。敵地甲子園でも、持ち前のフルスイングを貫き、打線をけん引していく。  (長谷川 凡記)

スポーツニッポン

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