「ファンタスティック」オリオールズ指揮官が菅野智之を絶賛 7回投げきり「ブルペンが息抜きできた」

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　◇ア・リーグ　オリオールズ6—2ガーディアンズ（2025年4月17日　ボルチモア）

　オリオールズの菅野智之投手（35）が17日（日本時間18日）、本拠でのガーディアンズ戦に先発。メジャー初の中4日で最長となる7回を投げ5安打2失点で待望の本拠初白星を挙げた。試合後、ブランドン・ハイド監督も右腕の好投を絶賛した。

　指揮官は「7イニングを効率的に投げてくれた。緩急を巧みに使い分け、変化球をうまく制球していた。私たちの守備も良かったと思うし、彼は必要な時にいい速球を投げた。7イニング、本当に効果的な投球だった。先発投手が球数を抑え、長いイニングを投げてくれるのは素晴らしいこと。ファンタスティック（な投球）だった」と称賛。

　そして、長いイニングを投げたことに「これまでいくつか先発投手の短い登板があったが、昨日はディーン（クレマー）が6回途中まで投げ、今日はトモ（菅野）が7イニングを投げてくれたおかげで、ブルペンが少し息抜きできた。リードしている状況でも良い投球をしてくれた。オハーンがホームランを打った後も、リードした状況で良い投球をしていたと思う。ストライクゾーンにボールをコントロールし、弱い打球を打たせていたことは非常に印象的だった」と救援陣を少し休ませることができたと感謝した。

　この日の好投について、菅野を獲得した時から想定していた姿だったか問われ「そうだ」ときっぱり。「私たちが春季トレーニングで見た姿でもある。複数の球種をコントロールし、優れたスプリットを持ち、速球にも勢いがある。いい変化球を備えている。カッターや変化球の感覚が良く、四球を与えない」と巧みな投球術に賛辞を惜しまなかった。