山本由伸デグロムに投げ勝った! 7回無失点自己最多タイ10奪三振で3勝目 防御率リーグ首位0.93
2025年4月19日(土)11時34分 スポーツニッポン
◇インターリーグ レンジャーズ0—3ドジャース(2025年4月18日 テキサス州アーリントン)
ドジャースの山本由伸投手(26)が18日(日本時間19日)、敵地レンジャーズ戦に先発し、7回5安打無四球10奪三振無失点の好投。試合も3—0で勝ち、今季3勝目(1敗)を挙げた。
過去サイ・ヤング賞に2度輝いた相手先発右腕デグロムとの投手戦で、堂々と投げ勝った。最速は7回にマークした96.2マイル(約154.8キロ)で、10奪三振は3月28日タイガース戦に並ぶメジャー自己最多。スプリット、カーブ主体に全て空振りで奪った。4日フィリーズ戦から18イニング連続無失点で、防御率も0.93まで下がり、グリーン(レッズ)の0.98を抜いてナ・リーグ首位に立った。
2回は1死から5番・ヤングに二塁打、3回は2死から1番・セミエンと2番・シーガーの連打で一、三塁、4回は2死から6番・ハリスに二塁打。3イニング続けて得点圏に走者を背負ったが後続を断ち、安定感は抜群だった。7回は1死一塁から二盗失敗の三振併殺で締めくくり。球数は102球で、2勝目を挙げた前回登板の11日カブス戦の今季最多103球とほぼ同じだった。
チームは産休制度で欠場した大谷翔平投手に代わる1番・エドマンの先頭打者本塁打で初回に先制。その後はトミー・ジョン手術からの完全復活を目指すデグロムに7回までほぼ完璧に抑え込まれたが、9回にT・ヘルナンデスの適時打、スミスの犠飛で2点を追加した。ロッキーズ戦からは4連勝となった。