幕内・平戸海、誕生日に大関・琴桜と14番 25歳の抱負「1年間、全部勝ち越せるように」
2025年4月20日(日)17時42分 スポーツ報知
大関・琴桜(右)と14番取った平戸海(カメラ・林 直史)
大相撲の春巡業が20日、群馬・高崎市で行われた。幕内・平戸海(境川)は関取同士の申し合い稽古で幕内・高安、宇良らと7勝3敗。大関・琴桜(佐渡ケ嶽)から指名を受けた三番稽古では連続で14番、胸を借りた。計24番と精力的に汗を流し「しっかり動けていて、いい稽古だったと思う」と振り返った。
小結だった昨年秋場所から3場所連続で負け越していたが、東前頭6枚目で臨んだ春場所は9勝6敗と勝ち越した。「半年ぐらいずっと調子が悪かったというか、勝てていなかったので。先場所も最初は硬くなって、思った通りの相撲を取れないなと思っていたけど、途中からはちょっとずつ立ち合いとかを思い出してきた」。取り戻した感覚は、春巡業でもキープできているという。
この日は25歳の誕生日だった。年の数に近い番数は「たまたまです」と淡々と語り、25歳の抱負を「1年間、全部勝ち越せるように頑張りたい。(自己)最高位を目指したい」と掲げた。関脇以上を目標に、26歳の1年間を走り抜く。