藤枝明誠が4発逆転勝利 FW中山聖那が2発、MF河島龍希も2発…高円宮杯U―18プリンスリーグ東海

2025年4月20日(日)6時30分 スポーツ報知

前半29分、藤枝明誠・中山(左)がGKの頭上を抜くループで1―1に追いつく

◆サッカー◇高円宮杯U—18プリンスリーグ東海 第3節 藤枝明誠4−2帝京大可児(19日、藤枝総合)

 藤枝明誠は4—2で帝京大可児に逆転勝ち。2度先行されながらもFW中山聖那(3年)の2発で追いつき、後半途中出場のMF河島龍希(2年)が2ゴールを挙げた。

 明誠が粘り強さを発揮して、勝ち点3をつかんだ。FW中山が2得点とエースの仕事をやってのけた。1点を追う前半29分、右からのスルーパスに走り込み、飛び出した相手GKの頭上を抜く、冷静なループシュートで同点だ。

 同43分に勝ち越しを許したが、下は向かない。後半18分、ゴール前で相手DFを背負いながらパスを受けると、反転しながら左足を振り抜いて決めた。「ファーストタッチがうまくいったので、思い切って打ちました」と磐田U—15出身のテクニシャンは笑顔で振り返った。

 これで明誠は勢いづき、後半22分から途中出場の河島も波に乗った。同27分、左から放ったCKが、GKの頭上を越えて直接ゴールに。チームに負傷者が多く、念のため試合前日にプレースキックを練習したばかり。「GKの前に入れようと思ったら入っちゃった」と笑った。さらに同44分にはミドルを決めて、帝京大可児にとどめを刺した。

 開幕戦で名古屋U—18Bを下したものの、先週は静岡学園セカンドに0—1で敗戦。「Bチームに負けていたら、静学のAには勝てない」(中山)と全員が気合を入れ直して練習に臨んでいた。この日も後半から中盤の守備を修正。「自分たちで判断して変えていた。よく勝った」と松本安司監督(55)は選手を褒めたたえた。

 中山も河島も、この日がリーグ戦初得点。「もっと点を取ってチームを引っ張っていく」と中山は量産を宣言した。

(里見 祐司)

スポーツ報知

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