リーグ7戦ぶり勝利を目指す横浜FM、前半アディショナルタイムの失点で浦和戦前半を0―1で折り返す
2025年4月20日(日)17時2分 スポーツ報知
ベンチに向かう横浜FM暫定指揮官のパトリック・キスノーボヘッドコーチ(カメラ・山崎 賢人)
◆明治安田J1リーグ▽第11節 浦和—横浜FM(20日・埼玉スタジアム)
横浜FMが敵地で浦和と対戦し、前半を0—1で折り返した。
18日にスティーブ・ホーランド監督の電撃解任が発表され、この日の試合はヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏が暫定的に指揮。現在6戦未勝利で降格圏の18位と不振が続く中、浮上へのきっかけをつかみたい一戦だったが、前半開始わずか30秒弱でMF宮市が競り合い時に頭部を負傷。そのまま倒れ込んで起き上がれず、担架に運ばれて前半6分にヤンマテウスと交代となるアクシデントに見舞われた。
それでも、直後に代わって右サイドMFに起用されたヤンマテウスが右からクロスを上げて遠野が左足シュート。この場面は浦和GK西川の好セーブに阻まれたものの、DFラインを高く設定したことと前線からのハイプレスが効いてボール奪取から素早い攻撃につなげる場面も多く、積極的な内容を見せた。暫定的に指揮を執るキスノーボ・ヘッドコーチも身ぶり手ぶりで選手に声をかけるなど、リーグ7戦ぶりの勝利に向けてチーム一丸での戦いを示していたが、前半アディショナルタイム(AT)8分に浦和のマテウスサビオに直接FKを決められて、前半は0—1で折り返した。