メッツ千賀滉大が3連勝、山本由伸抜き防御率リーグ首位…直球割合が今季平均の1・5倍、その理由を説明
2025年4月20日(日)8時19分 スポーツ報知
◆米大リーグ メッツ3—0カージナルス(19日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティーフィールド)
メッツの千賀滉大投手が19日(日本時間20日)、本拠のカージナルス戦に先発し、6回途中3安打無失点。3連勝で今季3勝1敗とした。
2回1死一塁でサジェシに二塁打を打たれ二、三塁のピンチを迎えたが、空振り三振、中直で後続を断った。5回には先頭のサジェシに再び二塁打を打たれ、暴投で無死三塁とされた。だが続くゴーマンをフォークで空振り三振。ポゾの三ゴロで三塁走者が突っ込み、本塁タッチアウト。2死一塁とすると、スコットを落ち着いて左飛にしとめた。
6回には無死一、二塁でドノバンを二併打に打ち取り、2死三塁。続くアレナドに対し、抜けた直球をぶつけて死球を与えたところで降板した。
5回2/3で89球を投げて3安打無失点、2四球1死球4奪三振。防御率は0・79とし、ドジャース山本由伸(0・93)を抜いてナ・リーグのトップに立った。
この日は直球の割合が44・9%とほぼ半数。自身の今季平均は30%で、約1・5倍多かった。この点について千賀は「どうしても、どのチームもフォークには多く対応する。その追いかけっこの中で、そういう日もある」と、お化けフォーク対策を逆手にとった配球だったと説明した。