元アジア王者2選手が韓国で地域王座に挑戦 元ライト級3冠王者の吉野修一郎は11回TKO負けで2敗目

2025年4月20日(日)11時18分 スポーツニッポン

 ◇プロボクシング WBAアジア・ライト級タイトルマッチ12回戦 チェ・シロ《TKO11回1分29秒》吉野修一郎(2025年4月19日 韓国・南揚州市体育館センター)

 元日本&東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(33=三迫)がWBAアジア・ライト級タイトルマッチ12回戦で王者チェ・シロ(24=ウズベキスタン)に挑戦も、11回1分29秒TKO負け。23年4月のWBC世界ライト級挑戦者決定戦で世界3階級制覇王者シャクール・スティーブンソン(27=米国)に6回1分35秒TKO負けして以来、2敗目となった。

 頭から突っ込んで戦うラフファイト気味の相手に苦戦し、10回に左フックを浴びてダウン。11回に左ストレートを被弾したところで、ダメージの深さを見たレフェリーが試合を止めた。吉野は所属ジムを通じて「日本の皆さん応援ありがとうございました。チェ・シロ選手技術もあり強かったです」と淡々とコメントを残した。

 同興行のWBOオリエンタル・スーパーフライ級王座決定戦では、元日本&WBOアジア・パシフィック同級王者の中川健太(39=三迫)がキム・スンヨル(韓国)に3回2分33秒TKO勝ち。JBC非公認王座を獲得し「三迫ジム移籍してから、一番緊張しました。相手も気合いがすごく、この試合に賭ける思いを感じましたが、経験の差で勝つことができました。8月で40歳になりますが、まだまだがんばります」とコメントした。

スポーツニッポン

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