森保監督が日本代表選考の基本方針に言及「より高みを目指して挑戦してほしい」
2025年4月20日(日)18時24分 スポーツニッポン
日本代表の森保一監督(56)が20日にニッパツ三ツ沢球技場で開催された横浜FC—G大阪戦を視察後に取材に応じた。
19日に欧州各地で行われたリーグ戦での日本人選手の活躍を受け「評価の高い5大リーグで結果を出しているのは非常に素晴らしい。日本代表チームが世界で勝っていく可能性を上げてくれる結果とレベルアップ。2列目の選手が世界のトップ基準の中で輝いているのは日本の特徴の1つでもある」と目を細めた。
英プレミアリーグでブライトンMF三笘薫がアウェーのブレンドフォード戦で今季8点目を挙げれば、ドイツ1部ではフライブルクMF堂安律がホームのホッフェンハイム戦で今季9点目、キールFW町野修斗もアウェーのライプチヒ戦で今季8点目をマーク。フランス1部で今季11得点を挙げているランスのMF中村敬斗に続く2桁得点に迫る選手が続出している。
森保監督は日本人選手が5大リーグで活躍する意義を強調し、26年W杯北中米大会に向けたメンバー選考の基本方針にも言及。「世界の超一流が集まっているとされる舞台に日本人がより多く集まって、そこで力を発揮するところを見ていきたい。あまりにもコンディションが悪いとなると代表に招集できないと思いますが、レベルの高いところに挑戦しなくて試合に出るだけでいいというところでは選びたくない。選手にはより高みを目指して挑戦してほしい」とした。