中日で郡司裕也にチャンスが回ってこなかった理由...片岡篤史氏「例えば1カ月使えば...」
2025年4月20日(日)20時34分 スポーツニッポン
元中日ヘッドコーチの片岡篤史氏(55)が、自身のYouTube「片岡篤史チャンネル」を更新。日本ハム・郡司裕也捕手(27)が中日ではチャンスが来なかった理由を説明した。
2023年6月にトレードで日本ハムに移籍すると大ブレーク。今季も11日の西武戦(エスコンF)で代打サヨナラ2ランを放つなど活躍している。
なぜ、中日では開花しなかったのか?
トレード当時、首脳だった片岡氏は「郡司の場合はキャッチャーやったから」と即答した。
捕手の最優先事項は守備力。中日には木下拓哉などが正捕手にいたため、郡司の出番はなかった。
片岡氏は中日時代から郡司の打撃力の高さは認めていたが「例えば1カ月使ったら打ったかもしれないが当時はそういう立場になかった」と説明した。
日本ハムに移籍し、新庄剛志監督が三塁やDHなどで起用。「(パ・リーグで)生きる道が増えたことが郡司の持っているものを開花させた。使ってもらえる環境になった」と、中日時代との違いを指摘した。