片岡篤史氏 フリー打撃が凄かった歴代打者ベスト3 大谷を超える1位は「彼は全部ホームラン」

2025年4月24日(木)14時22分 スポーツニッポン

 元中日ヘッドコーチの片岡篤史氏(55)が、自身のYouTube「片岡篤史チャンネル」を更新。「プロが語るプロ・フリーバッティング編」で、片岡氏が見たフリーバッティングが凄い打者ベスト3を発表した。

 フリーバッティングは自軍の選手より、「自分がやっていた対戦相手を見てしまう」と説明。3位に挙げたのは近鉄時代の中村紀洋氏だった。

 「ホームランバッターの、これはちょっと違うというスイングだった」と振り返った。

 具体的な凄いところとして「長いバットの遠心力とヘッドの使い方」を挙げ、「マネできない」と続けた。

 最後にバットのヘッドをしならせ、右打者だがライト方向に“引っ張った”ホームランを打っていたという。

 2位は日本ハム時代の大谷翔平。阪神コーチ時代にオープン戦で訪れた沖縄・名護球場で目撃して驚かされた。

 「全部左中間に、右バッターが引っ張っても入らないところまでガンガン飛んでいく。たまにタイミングずれてポコンとライトに打つとはるか彼方に飛んでいく」

 二刀流だったが「打者に専念したら3冠王獲る」というフリーバッティングだった。

 片岡氏は大谷の凄さを「人間、大きかったり長かったりしたらスピード出ないが、大谷はあのスケールでスイング速いから飛ぶ」と説明した。

 この2人を抑えた1位はオリックス時代のイチロー氏だった。

 大谷さえ抑えて1位に挙げた理由を「彼のバッティング練習は全部ホームラン。打ち損じがない。バットにボールがへばりつく感じ。どこに投げてもアジャストされるだろうな、と見ていた」と説明した。「いいバッターはバッティング練習でゴロを打たない」と、その典型がイチロー氏だった。

スポーツニッポン

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