巨人・田中将大、原点回帰へ75球の“桑田塾” 投球の基本「外角低め」中心に制球を磨き直しへ秘密兵器導入

2025年4月21日(月)6時10分 スポーツ報知

ブルペンで桑田2軍監督(左から2人目)から指導を受ける田中将(右端=カメラ・相川 和寛)

 巨人・田中将大投手(36)が20日、桑田真澄2軍監督(57)の助言を胸に原点回帰した。Gタウンのブルペンで捕手を座らせ75球。投球の基本とされる「外角低め」を中心に制球を磨き直し「基本をもう一回。自分がアウトローだと思っているところよりも実際はさらに低い。そのズレを正しいところに」と腕を振った。

 日米通算199勝目をかけて先発した17日・DeNA戦(東京D)で2回6失点KO。浮いた球を7安打された。以来初の投球練習で“桑田塾”が開講された。最初の20球は左右のバッターボックスに立てた黄色のポールをヒモで結び、そのラインを低めギリギリのゾーンに設定。「武器のコントロールがアバウトになっていた。何となくで捕手の構えたところに投げるのではなく、高さを意識して」と明確な“基準”を思い起こした。

 登板間隔が空くため現在、登録を抹消して調整中。登板翌日に「もう一回、見直してみないか?」と提案していた桑田監督は「『やってみたい』ということで。球威は十分ある。あとは制球の微調整だけ。(ブルペン)最後は完璧な球で終われたので非常に良かった」と、汗だくで修正に励む姿にうなずいた。(堀内 啓太)

スポーツ報知

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