大谷翔平が「父親リスト」から復帰登録 ドジャース発表 真美子夫人の出産から一夜明け 3戦ぶり復帰へ
2025年4月21日(月)0時42分 スポーツ報知
◆米大リーグ レンジャーズ—ドジャース(20日、米テキサス州アーリントン=グローブライフフィールド)
ドジャースは20日(日本時間21日)、大谷翔平投手(30)を「父親リスト」から復帰登録し、E・ロサリオ外野手をメジャー40人枠から外すDFAとしたことを発表した。この日の敵地・レンジャーズ戦で先発復帰する予定で、真美子夫人(28)が第1子となる長女を出産したことを発表後、初めて試合に臨むことになる。
大谷は19日(同20日)の試合開始3分前に自身のインスタグラムで真美子夫人(28)が第1子となる女児を出産したことを発表。赤ちゃんの両足に夫婦とみられる手を添えた3ショットも公開し「Welcome to the Ohtani Family!(オオタニファミリーへようこそ!)」と記した。その後も英文で「愛する妻が健康で美しい娘を産んでくれたことに心から感謝しています。娘よ、私たちをとても緊張させながらも、最高に幸せな親にしてくれてありがとう」などと喜びの声をつづった。
大谷は18日(同19日)から真美子夫人の出産立ち会いのため産休制度「父親リスト」入り。今カードを2試合で欠場していたが、子どもが生まれたことで、19日(同20日)の試合後にはロバーツ監督が「いつ到着するかは分からないけど、明日のラインアップに入る予定だ」と3試合ぶりに先発復帰することを明かしていた。いきなり大谷から“パパ1号”が飛び出すのか注目が集まる。
◇父親リストとは MLBで2011年に作られた産休制度の「Paternity list」。当該選手を最長で3日間出場登録から外すことができ、その期間中は代替選手を登録できる。日本人選手は13年6月に青木宣親(ブルワーズ)、同8月に川崎宗則(ブルージェイズ)、17年7月に前田健太(ドジャース)、19年6月に田中将大(ヤンキース)、22年8月にダルビッシュ有(パドレス)、同9月に鈴木誠也(カブス=所属はいずれも当時)らが過去に同制度を使用した。