【フローラS】上昇気配漂うカムニャックが樫の権利取り目指す 友道調教師「ようやく上がってきた感じ」
2025年4月21日(月)15時6分 スポーツ報知
カムニャック
◆第60回フローラS・G2(4月27日、東京競馬場・芝2000メートル=2着までにオークスの優先出走権)
新馬戦を3馬身半差で完勝した後は勝ち切れていないカムニャック(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ブラックタイド)に復調の兆しだ。友道調教師は近走で今ひとつ調子が上がってこなかった理由について「自分の思うように動けなくて、馬がイライラしている感じだった」と精神面の問題を挙げた。
中間の調整でメンタル面に進境があった。2週前は栗東・CWコースを単走でムキになる面も見せていたが、1週前は3頭併せでしっかり負荷をかけたなかで折り合いがついた。「まだ、新馬の頃には及ばないけど、ようやく上がってきた感じ」と上昇気配を感じ取る。
2000メートルは新馬勝ちした距離。東京コースはアルテミスSで6着だったが、0秒2差と着順ほど負けていない。「条件的には合っていると思うので、ここで権利を取って、本番までにもう一段階上げたいね」と指揮官は力を込めた。