渡部暁斗 来年の五輪へ気合「おそらく最後。季節外れの桜を咲かせて競技人生を締めくくれるように」
2025年4月21日(月)14時3分 スポーツ報知
あいさつする渡部暁斗(カメラ・宮崎 亮太)
日本オリンピック委員会(JOC)は21日、都内で2025—2028年の「TEAM JAPANシンボルアスリート・ネクストシンボルアスリート認定式」を開催した。
ノルディックスキー複合男子で冬季五輪3大会連続メダリストの渡部暁斗(北野建設)は今期も継続してシンボルアスリートとなった。認定式に出席した渡部は「時代の移り変わりとともに、どういうアスリートが象徴として理想とされるかというところはかなり変わってきていると思うので、その辺りも何がシンボルなのかということを自分でもまた考えながら活動していけたらなと思っています」と抱負を語った。
来年2月に控えるミラノ・コルティナ五輪は出場すれば6度目となり、競技人生の集大成と位置づける。今年5月には37歳となる渡部は「ミラノに関しては、おそらく最後の五輪になるだろうと自分でも思っていて、その会場となる場所は自分がW杯で初優勝した思い出深い場所でもあります。そこでまたメダル獲得という季節外れの桜を咲かせて、自分の競技人生というものを締めくれるように全力で取り組みたいと思っております」と意気込みを語った。