ドジャース・ロバーツ監督が語る父親の強さとは? 長女誕生の大谷翔平の進化を予測「父親の強さは本物だ」

2025年4月21日(月)3時15分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース—レンジャーズ(2025年4月20日 アーリントン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、敵地でのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場する。3試合ぶりにチームに合流した。

 大谷は真美子夫人の出産に立ち会うため、18日(同19日)のレンジャーズ戦には同行せず「父親リスト」入りしてチームを一時離脱したが、3試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた。

 試合前、報道陣の取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「まだ翔平には会ってない。彼が今日のゲームへの準備をしてくれてるのがわかってハッピーだ。昨夜遅くにここに到着した。テキストメッセージは交換した。健康なベビーが生まれてよかったし、あとで話すよ」と話した。その上で「父親リストは3日間あるが、赤ちゃんの健康状態を確認し、ここに戻ってきてくれたことは、彼の仕事と生活のバランスをとる能力を如実に示している。彼が戻ってきてくれて本当にうれしいし、何より、真美子(夫人)が元気な女の子を生んだことをうれしく思う」と大谷の試合に向けた準備、意識の高さも称えた。

 さらに父親となり、強さを発揮する「Dad Strength(父親になった人間が理論を超えた強さを発揮するという考え方)」について問われると「信じるよ。父親の強さは本物だ。翔平があれほど強い打球を打てるのは驚異的だが、父親になった今、もしかしたら120マイル(約193キロ)くらいの打球が見られるかもしれない。そうなったら前代未聞の快挙だ」と語った。自身の経験についても「ホームランを打ったこともある。それらが父親の強さだった。ただ、翔平には遠く及びもしないが」とし「父親になることで得られる資質のいくつかは、野球のフィールドでも活かせると思う。些細なことにこだわらず、何が最も重要かを理解すること。選手たちが父親になることで、野球人生に対する見方が進化していくのを見てきた」と語った。

 大谷が試合前にクラブハウスに姿を見せると、山本由伸が近寄り、早速談笑。さらにフィリップス、カスペリアスらと握手してハグするなど、祝福の嵐となった。その後、テーラーが駆け寄ってきてグータッチ。またバーンズは「ショウヘイ!パパショウヘイ!」と肩をたたき、「コングラチュレーション」と自らのように喜んだ。それでも祝福の“列”は収まらず、ベッツ、イベルコーチ、アイアトン通訳、スコット、バンダ、イェーツら続々と祝福の言葉をかけに訪れた。

 大谷は前日19日(同20日)に、自身のSNSで第1子の足と愛犬デコピンの写真とともに英語のメッセージを公開。球団や医療関係者など周囲に感謝の意を示した。インスタグラムの投稿の2枚目には大谷夫妻の手と長女の足とみられる幸せたっぷりな3人での写真を公開していた。

スポーツニッポン

「父親」をもっと詳しく

「父親」のニュース

「父親」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ