プロ野球選手会 産休制度の「父親リスト」をNPBに要望へ 森事務局長「調べた上で提案できれば」

2025年4月21日(月)14時56分 スポーツニッポン

 日本プロ野球選手会は21日、冠婚葬祭や子供の誕生などでチームを離れた際に出場選手登録を抹消しても規定の10日間を待たずに再登録できる「慶弔特例」の創設を日本野球機構(NPB)に要望する方針を示した。森忠仁事務局長が「制度としてあっていい。またお願いしたい。いろいろ調べた上で提案できればと思っている」と明かした。

 大リーグでは子供の出産立ち会いのためなどに1〜3日間まで登録できる産休制度の「父親リスト」、身内に不幸があった場合などに3〜7日間登録できる「忌引リスト」が採用されている。選手会も21年にNPB側に要望していたが、森事務局長は「球団側は制度にはなっていなくても“言ってきたらしてもらっている”という説明だった」と回想した。

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が産休制度となる「父親リスト」入りし、テキサス州への遠征に加わらずロサンゼルスで出産に立ち会って話題になっている。

スポーツニッポン

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