巨人・キャベッジ復帰で5番に入れば、甲斐ら6番以降に置き打線の厚み増す

2025年4月22日(火)5時10分 スポーツ報知

キャベッジ

 左手親指を痛めて離脱している巨人のトレイ・キャベッジ外野手(27)が、22日のイースタン・楽天戦(楽天モバイル)で実戦復帰することが21日、分かった。外野守備にも就く見通し。最短となる25日・阪神戦(甲子園)での1軍復帰に「間に合わせようと思ってリハビリに取り組んできました」と強い意欲を示した。

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 開幕から20試合が経過し、ここまで外野陣は多くの組み合わせで臨んでいる。丸が開幕前に離脱し、左翼・若林、中堅・ヘルナンデス、右翼・キャベッジで開幕。12日・広島戦でキャベッジが左手親指を負傷してからは、長野、岡田、佐々木に加え、支配下登録されたばかりの笹原も外野のスタメンに名を連ねた。

 キャベッジの不在を機に阿部監督は積極的に若手を起用。主に下位打線でスタメンに抜てきしているが、アピールできているとは言えない現状だ。事実、指揮官も前日20日のヤクルト戦後に「(若手のチャンスは)今しかないからね。もっと頑張らないとね」と奮起を促している。

 現在「2番」と「5番」には開幕から打撃好調の甲斐が入るようになった。最近3試合は「2番」に入っている若林が好調で甲斐が「5番」を務める。キャベッジが復帰後、開幕前の構想である「5番」に戻ってくれば、甲斐や大城卓を6番以降に置くことができ、下位打線にも厚みが出てきそうだ。(巨人担当サブキャップ・田中 哲)

スポーツ報知

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