【巨人】井上温大が5回3安打1失点7Kで勝ち投手の権利 内海コーチ「ブルペンから今年一番よく見えた」 岡本和真の2ランなどで5得点
2025年4月22日(火)19時51分 スポーツ報知
4回1死、細川成也から三振を奪った井上温大(カメラ・今成 良輔)
◆JERA セ・リーグ 巨人—中日(22日・東京ドーム)
巨人は井上温大投手が先発。一発を浴びたが5回まで3安打1失点7奪三振の好投を続け、5点の援護を受け勝ち投手の権利を得た。打線は岡本和真内野手の4打点などで5点を挙げている。
井上は初回、先頭の岡林勇希外野手に初球を左前打され、2死から細川成也外野手の右前打で一、三塁とされたが、後続を抑え無失点。2回、3回、4回はいずれも3者凡退。5回にはこの日36歳の誕生日を迎えた中田翔内野手に2号ソロを許した。
井上の投球について、内海哲也投手コーチは「完璧な立ち上がり。言う事なし。ブルペンの時から今年一番よく見えた」とベタ褒め。「真っすぐは球威があるし、変化球は低めに集められている。先制してもらっているけど、イニングの先頭をしっかり抑えて、守りに入ることなく、攻めの投球を心掛けてほしい」とコメントした。
打線は1回、泉口友汰内野手、若林楽人外野手が連続で四球を選んで無死一、二塁。吉川尚輝内野手の一ゴロで1死二、三塁とチャンスを広げると、岡本が中前にはじき返し、2点を先制。3回には1死から吉川が四球で出塁。岡本はファウルで粘ったフルカウントから、マラー投手の高めの球を左翼スタンドに運ぶ7号2ラン本塁打。さらに、5番に入る大城卓三捕手が右翼席に1号ソロアーチをたたき込み、3点を追加した。