巨人の頼もしき主砲・岡本和真「打ちたいなと思って」早くも20打点到達 井上には「もっと三振取って」
2025年4月22日(火)22時0分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人8—1中日(2025年4月22日 東京D)
巨人の岡本和真内野手(28)は22日の中日戦(東京D)に「4番・三塁」で先発出場。初回に先制&決勝の2点適時打を放つと、3回には2試合ぶり一発となる7号2ランを左翼スタンド中段に叩き込んで4打点の荒稼ぎとなった。
岡本はこれで今季20打点に到達し、18打点の佐藤輝(阪神)を抜いてセ・リーグ単独トップ。7本塁打で佐藤輝とリーグ最多に並び、打率も試合前の.347から.354まで上げた。また、3月28日の開幕戦から全21試合連続出塁も続いている。
8回を無四球14奪三振の1失点快投で今季2勝目を挙げた井上温大投手(23)とともに上がったお立ち台では、井上から「これからももっとたくさん打ってください」と可愛くおねだりされ、大きくうなずいた頼もしき主砲。
まずは初回、1死二、三塁で放った中前先制打について聞かれると「チャンスでしたし、打ちたいなと思って打席に入りました、はい」と答えた。
2—0で迎えた3回には、1日の中日戦(バンテリンD)で今季1号を放っている相手先発左腕・マラーから左翼スタンド中段に7号2ラン。感触を聞かれると「良かったです、はい」といつも通り岡本らしい“あっさり風味”だったが、井上のニッコニコ顔を見て安堵感がにじむ。
井上について聞かれると「本当にいつもいいリズムでいいピッチングしてくれてるんで。次も援護できるように頑張りたいなと思います」とキッパリ。
井上へのメッセージ返しを求められると「もっと三振取ってくれたら…うれしいなっと思います…はい…はい」とスタンドを盛り上げていた。