NTT西日本・夏目大 2安打1打点で予選リーグ初戦の勝利に貢献 打力が持ち味の入社3年目捕手

2025年4月22日(火)12時50分 スポーツニッポン

 ◇JABA京都大会 NTT西日本7—4日本製鉄瀬戸内(2025年4月22日 わかさスタジアム京都)

 NTT西日本が7—4で接戦を制し、予選リーグ初戦に勝利した。「6番・DH」で出場した夏目大捕手(24)が2安打1打点。持ち前の打力でチームに貢献した。

 「落ちる系のボールが来るかな、というのは頭にありました。ヒットになってくれて良かったです」

 3—2で迎えた3回1死満塁。カウント1—1から外角低めに沈む変化球を右前へ運んだ。点を奪われた直後に再び突き放す4点目のタイムリー。2回先頭では右翼への二塁打を放ち、DHとしての役割を果たした。

 「昨年から代打の場面が多かったので、一発長打というよりはミート率を高め、コンスタントにヒットを出せるような打撃をめざしてきました」

 専大から入社し、今季が3年目。シーズンオフは巻き込むようなスイングを修正し、ボールの内側をたたくインサイドアウトの軌道の習得に励んだ。外角変化球を引っかけなかった3回の適時打は日頃の取り組みの成果。河本泰浩監督は「オープン戦から状態が良かったので打席を与えてみようと。思い切りの良さが長所です」とうなずいた。

 打撃の成長は、捕手としての経験も生きている。入社時は低めギリギリに制球されるボールや小さく動く変化球に苦しんだが、ブルペンで多くの投球を受け続けることで打者としての目を養った。「たくさんの生きた球を見られることは自分的にすごく大きかった」と語った。

 東京スポニチ大会は4強入り。静岡大会は予選リーグ敗退に終わったが、今大会は7大会ぶり6度目の優勝を狙う。「少しでも勝利に貢献できるようやっていきます」。まだまだ左打席から快音を響かせる。

スポーツニッポン

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