交通事故の新濱立也について「首から下は問題ない。競技をする上では大丈夫」 湯田強化部長が状態明かす
2025年4月23日（水）20時24分 スポーツ報知
新濱立也
日本スケート連盟でスピードスケートの湯田淳強化部長が２３日、交通事故で顔面骨折などの重傷を負った男子５００メートル日本記録保持者の新濱立也（高崎健康福祉大職）について、状態を明かした。都内の同連盟理事会後に取材に応じた。
新濱は沖縄・石垣島での個人合宿中の１６日に交通事故に遭った。湯田強化部長は「第一報をいただいて、かなり心配しましたが、入ってきた情報を聞く限りでは、首から下は問題ないと。顔面は骨折しているということで、左膝も若干心配されましたけれども、骨もじん帯も影響はないと。競技をする上では、体については大丈夫であろうという診断結果をもらっていますので、安心しているところですね」と説明した。
加えて、この日に顔面の手術を受けたことを明かした。その上で「その後１か月、２か月ぐらいは、やはり様子を見ながらっていう形で、激しい衝撃、振動等は控えましょうという話を聞いていますので、まだ安心ということになりませんが…」と懸念も示した。
ただ、湯田強化部長は、新濱が昨年に腰椎を骨折しながらカムバックを果たしたことを引き合いに、「今回も彼のコメントにもある通りで、心は折れずに、しっかり前向きに取り組んでいるというのを受けます。ここの困難を乗り越えるとまた一回り大きくなって、五輪のメダルへ向けて成長した姿を示してくれると思っています」と復活に期待を寄せた。
関連記事（外部サイト）
