大谷翔平、“最大の天敵”今永昇太からパパ1号だ…通算7の0、出塁もなし
2025年4月23日(水)2時0分 スポーツ報知
ドジャース・大谷翔平投手(30)、22日(日本時間23日)の敵地・カブス戦で、苦手の今永昇太投手(31)から「パパ1号」を目指す。
19日(同20日)に第1子となる長女誕生を発表。18日からは「父親リスト」に入り2試合欠場した。真美子夫人の出産を見届けて20日の敵地・レンジャーズ戦で復帰し、ナインに祝福される中で臨んだが、3打数無安打と快音は響かなかった。
「パパ初安打、初本塁打」をまな娘と母になった真美子夫人に届けたいところだが、カブスとの初戦は昨季から7打数無安打と完璧に抑え込まれている今永が先発予定。ド軍加入後の2年間、7打席以上対戦した12投手の中で、1度も出塁したことのない唯一の投手だ。今季も3月18日に東京Dで行われた開幕戦で二ゴロと二直の2打数無安打。日本人投手で3打席以上対戦がある8投手中で、唯一1度も出塁すらできていない。
シカゴのリグレー・フールドでは昨季、3試合で13打数6安打、打率4割6分2厘、1本塁打、3打点と相性のよさは好材料。20日の試合ではロバーツ監督も「少し気負いすぎているように見えた」と指摘するほど力も入っていたが、人生初の経験でドタバタの数日間から1日の休養日を経て、調整も進んでいるはずだ。
21日に地区首位だったパドレスが敗れたため、試合がなかったド軍は地区首位タイに浮上。父親リスト入り前最後の出場となった16日の本拠・ロッキーズ戦では6号先頭打者弾で“前祝い”済みだ。同学年ですでに2児の父でもある鈴木も所属するカブス相手に自ら“祝砲”を描けるか。