ドジャース・大谷の日本時代から変わらぬサービス精神

2025年4月23日(水)1時35分 スポーツニッポン

 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月から大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」、「ゴゴスマ」などに随時出演する本紙MLB担当・柳原直之記者(39)の連載コラム「ヤナギタイムズ」。今回は日本ハム時代からの大谷のパフォーマンスを振り返った。

 大谷の先頭打者弾で快勝した16日のロッキーズ戦は、私の米国出張最終日だった。このタイミングも何かの縁だろうか。帰国後、父親リスト入り、そして第1子の長女誕生のニュースは、自分のことのようにうれしく、感慨深かった。プロ1年目から追いかけた大谷がパパになったのだ。

 日本ハム時代は派手なパフォーマンスとは程遠い存在だった。クールに淡々とプレーし、ガッツポーズや感情をあらわにする場面は今ほど多くなかった。ただ、メジャー移籍後、周りの環境が変わっただけで、大谷自身が変わったとは思わない。同僚やスタッフをいじり、じゃれ合う姿は今も昔も同じ。14年の球宴で、藤浪と「何かファンサービスをやろう!」と話し合い、試合前に外野で100メートルの遠投をした場面はファンには最高のパフォーマンスだった。

 22日(日本時間23日)からは敵地でカブス戦。パパ初本塁打の際は、サッカー界ではおなじみの、両腕で輪をつくって揺らす「ゆりかごダンス」を見せてくれたりはしないかと、ひそかに期待している。

スポーツニッポン

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