DeNA三浦監督 2度目の4連敗「変えていくしかない」延長10回に痛恨被弾「康だけじゃないですから」

写真を拡大

　◇セ・リーグ　DeNA2—3X阪神（2025年4月23日　横浜）

　DeNAは23日、延長までもつれ込んだ接戦を落とし、今季最長タイとなる4連敗を喫した。これで借金は5に。試合後、三浦大輔監督（51）は「ファンの方も悔しい思いをしていますし、選手たちもスタッフも、みんな悔しい思いをしている。勝つしかないので、変えていくしかない」と語った。

　初回に先制を許しながらも3回と6回、2度追いつき延長戦へ。しかし、2—2で迎えた10回に6番手・山崎が先頭の佐藤輝を右飛に打ち取った後に迎えた4番・大山に、フルカウントからの6球目、やや外角低めの直球を左翼席ギリギリに運ばれ勝ち越しを許した。

　結局、2—3で敗戦。ハマスタに重い空気が流れた。三浦監督は「もちろんしっかりできることをやっていかないといけない。選手もコーチもみんな、毎日、今日こそは…と思ってグラウンドで戦っていますし、全員がそういう気持ちで戦っています」と声を絞り出し、「ファンの方もたくさんの方が駆けつけて…ファンの方も悔しい思いをしていますし、選手たちもスタッフもみんな悔しい思いをしている。勝つしかないので、変えていくしかないので、また明日こそ勝てるようにやっていきます」と前を向いた。

　延長10回に被弾した山崎については「長打警戒のところで、経験のある投手ですから。もちろん本人も分かっていたと思うんですけどね、一番ホームランという…一発というのは、こういう形になりますよね。でも（山崎）康だけじゃないですからね。その前に決められなかったというのもありますし、チーム全体として受け止めないといけないと思います」と語った。