巨人・阿部監督「もともとバッティングは素晴らしいものを持っている」とV弾の大城卓三を絶賛
2025年4月23日(水)21時50分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人2—0中日(2025年4月23日 東京D)
巨人の阿部慎之助監督(46)は劇的勝利の喜びを静かにかみ締めた。
0—0のまま迎えた8回、一塁手として出場していた大城卓三捕手(32)が値千金の2号決勝2ラン。右中間スタンド中段へ飛び込む2試合連続の一発で今月4日以来19日ぶりの貯金3に戻した。
試合後、大城卓の一発について聞かれた阿部監督は「もう打った瞬間ね、ホームランだと思ったんで。うれしかったです、はい」と微笑。
「やっぱりね、もともとバッティングは素晴らしいものを持っているんで。5番に入れてますんで。いい働きをしてくれてるなと思います」と喜んだ。
開幕から3戦3勝だった先発右腕・山崎伊織投手(26)は開幕28イニング連続無失点の球団タイ記録を樹立。100球を超えたことで5回5安打無失点のまま降板した。
「なんとか粘って。球数がいってしまったんで代えたんですけど。そのあと投げたピッチャーも全員頑張ってくれたんで。良かったです」
移動日を挟んで25日からは敵地・甲子園で阪神と3連戦。前回は本拠・東京ドームで屈辱の同一カード3連敗を喫しているだけに「前回ドームで3つやられてますし、やり返せるチャンスがまた来たんでね。精いっぱいやっていきたいなと思ってます」と静かに闘志を燃やしていた。