【広島】中村奨成が今季初の1番起用に応えた 3年ぶりの猛打賞 お立ち台では「久しぶりで緊張します」

2025年4月24日(木)5時0分 スポーツ報知

マツダスタジアムの勝利が前田健太を抜いて最多の46勝となった大瀬良大地(左)が中村奨成と「46」を指で表す (カメラ・豊田 秀一)

◆JERAセ・リーグ 広島7—1ヤクルト(23日・マツダ)

 広島・中村奨が今季初の1番起用に応えた。22年6月3日以来、3年ぶりの猛打賞に「ヒーローインタビューは久しぶりで緊張します」と笑顔。初回は左翼線二塁打で一挙4得点を呼び込み、2回先頭でも左前に落とす二塁打で追加点につなげた。3回は中前へ。「一打席一打席を必死に」の心持ちで、序盤の猛攻の切り込み役となった。

 今季11打席で10打数6安打。単独首位を守った新井監督は「若手のいい競争が勢いを生んでいる」と実感したが、8年目の25歳もその一人だ。今季初スタメンだった10日の阪神戦(甲子園)で2安打を放ち、2戦連続の出番。指揮官は「技術は昨年からいいけど、精神も大人になった。練習から危機感を感じる」と目を細めた。

 オープン戦は打率0割7分1厘でファームへ。福地2軍ヘッド兼打撃走塁コーチと打撃を改造した。2軍では毎年、好成績。「1軍の投手を打つには」と、強い直球に負けない打法を試行錯誤した。オープンスタンスでベース寄りに立つ新フォーム。「いつ落とされてもおかしくない立場。一本出たら、次」と目を光らせた。(安藤 理)

スポーツ報知

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