【阪神】藤川球児監督、救援の起用法に「まだ固めてはいけない」湯浅は「支配下の一選手として」
2025年4月24日(木)22時14分 スポーツ報知
勝利した阪神ナインを出迎える藤川球児監督(カメラ・佐々木 清勝)
◆JERA セ・リーグ DeNA2—4阪神(24日・横浜)
阪神が逆転勝ちで今季初の4連勝を飾り、貯金は最多の4とした。
1点ビハインドの6回からは岩貞、漆原、及川とつなぎ、9回は桐敷がマウンドへ。桐敷は2死一、三塁のピンチを招いたが、蝦名を二飛に仕留めてプロ初セーブをマーク。守護神・岩崎が連投していたため、最後は桐敷に託したとみられる。藤川監督は「彼にとっては、そんなに荷物が重いとは思わない。去年も素晴らしい成績収めてますから、十分そこで投げられる元々のパフォーマンス持ってますから」と絶大な信頼を寄せた。
続けて救援陣の起用法について、「まだまだ固まらないし、固めてはいけない。その日、その日のゲームを取る形としては、できるようになっては来てると思うんですけど。これもまたどこかでつまずくことがある。つまずかないように細心の注意を払いながら、育てていかなければいけないという時期だと思います。長いですからね」と先を見据えた。
また、昨年8月に国指定の難病「胸椎黄色じん帯骨化症」の手術を受けた湯浅がこの日、1軍に昇格。ファームでは9登板で防御率2・00と結果を残しており、指揮官は「支配下の中にいる一人の選手として、1軍に昇格しています。ただ、それだけです」と期待を寄せた。