退任決定のヴェンゲル、心境を吐露「どうしてここまで“監督中毒”に…」

2018年4月26日(木)12時4分 サッカーキング

EL準決勝ファーストレグの前日会見に臨んだヴェンゲル監督 [写真]=Arsenal FC via Getty Images

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 今シーズン限りでの退任を20日に発表したアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、22年間に渡って指揮を執ったクラブとの別れが迫った心境を明かした。25日付のイギリス紙『イヴニング・スタンダード』が報じている。

 1984年にフランスのナンシーで指揮官としてのキャリアをスタートさせたヴェンゲル監督は、ほぼ絶え間なく第一線で指揮を執り続けてきた。今までで最も長く監督業から離れていた時期は、1994年にモナコを解任されてから名古屋グランパスエイト(現・名古屋グランパス)の監督に就任するまでのわずか2カ月間だ。そして今夏にアーセナルを退団した後も、監督業を続けたいという希望を持っているという。

 記者会見でヴェンゲル監督は「私は35年間、休みなしで働き続けてきた。そんな監督は他に存在しないだろう。自分でもどうしてここまで“監督中毒”になったのかはわからないけどね」と語り、監督業の持つ魅力についてこう続けた。

「例えるなら、私は毎週、ロシアンルーレットに興じている男のようなものだ。そして今は、それに使う銃を突然失ってしまったような状態だ。いずれ私は銃を失ったことがいかに悲しいことか、気付かされるのだろうね」

 そして今後の予定については「1年というのは長すぎる。365日もの休みなんて想像できない。ただ少しの間は、今後の自分の人生において何がしたいかということを考えるために、自分自身をオープンな状態にしておくよ」と話している。

(記事/Footmedia)

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