【広島】末包が先制3号ソロ “お得意様”のDeNA・東に強烈な一発 空砲も4番の役割は果たす
2025年4月26日(土)5時0分 スポーツ報知
2回無死、末包昇大は左越えに先制の3号ソロ本塁打を放つ (カメラ・堺 恒志)
◆JERAセ・リーグ DeNA2—1広島(25日・横浜)
広島・末包が“お得意様”のDeNA・東に強烈な一発を浴びせた。2回先頭の初球、甘く入った変化球を左翼席中段に運んだ。「緩い球を待っていたわけじゃないけど、しっかりゾーンに来た球を振りにいけた」。4月5日の対戦で同じ東から放って以来、14戦ぶり3号ソロ。空砲となったが、4番の役割は果たした。
東に対して通算32打数で長打7本を含む13安打、打率4割6厘というキラーぶり。6回の3打席目は7球粘り、この試合で唯一の四球を選んだ。今後の対戦に向け、さらなる苦手意識を植え付ける内容だった。
1点を勝ち越された直後の8回2死二塁の打席では、2番手・ウィックに対して12球目のカーブにバットが空を切ったが、150キロ台後半の直球連発の真っ向勝負に対して8球ファウルの執念は見せた。新井監督は「本塁打もいいけど、内容的にも随所にいいものを見せてくれている」と評価。4番としての信頼感が日に日に増している。(畑中 祐司)