大谷翔平、第3打席は空振り三振 スキーンズと今季初の怪物対決は3打席目まで快音なし “パパ1号”なるか

2025年4月26日(土)12時46分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—パイレーツ(25日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠地・パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。昨季新人王のP・スキーンズ投手(22)との今季初対決で、5回2死二塁の第3打席は空振り三振だった。フルカウントからの6球目、膝元のカーブは見逃せばボール球だったが、バットが空を切った。

 この日は「Date Night」として行われ、真美子夫人(28)がチョイスしたYesの「Roundabout」を登場曲として、打席に向かった。同曲は人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第1部のエンディングテーマとして知られる。

 大谷は23年ドラフト全体1位のスキーンズと昨季は2度の対戦で通算6打数2安打の打率3割3分3厘、1本塁打だった。初対戦となった6月5日(同6日)には敵地で第1打席で空振り三振を喫したが、3回の第2打席で15号2ランをバックスクリーンに運んだ。100・1マイル(約161・1キロ)直球を捉えたもので、自身初めて160キロ超の球を本塁打とした。本拠地で相対した8月10日(同11日)には変化球主体の投球で3打数無安打。今回が3度目の“怪物対決”だ。初回先頭の第1打席は中飛、3回1死二塁の第2打席は投ゴロに倒れていた。

 真美子夫人の出産に立ち会うため、18日(同19日)に産休制度「父親リスト」入りした大谷。19日(同20日)に長女誕生を発表し、同日夜にロサンゼルスからテキサスに移動してチームに合流。20日(同21日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰と慌ただしい日程を過ごした。22〜23日(同23〜24日)の敵地・カブス戦と計3試合で12打数2安打5三振と本来の調子とは程遠く、「翔平なら、球に触れるだけで長打になる可能性もある。(産休から)戻ってきてからはやや力んでいる傾向が見られ、スイングが大きくなっている。何かをやろうとして、頑張りすぎているのかもしれない」とロバーツ監督も苦言を呈していた。

 前日24日(同25日)は試合がなく、大谷はロサンゼルスで真美子夫人、長女と時間を共有した。自身のインスタグラムには愛犬・デコピンの様子をアップするなど、リラックスできたようだ。最愛の存在と英気を養ったことで、打撃が復調する可能性も十分ある。

 先発投手同士にも注目が集まっている。この日まで18回連続無失点、21回連続自責点なし、試合前の時点で、リーグトップの防御率0・93だった山本由伸投手(26)とスキーンズによるサイ・ヤング賞候補の直接対決に、MLB公式サイトは「現在、野球界最高の投手2人の対決になる」と報道。MLBネットワークが全米中継を決めるなど盛り上がりを見せている。そんな中、大谷は“パパ1号”を放ち、主役の座を奪うことはできるだろうか。

スポーツ報知

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