【日本ハム】加藤貴之がエスコンでの今季初白星へ向け「初回から全力で頑張ります」…26日・ロッテ戦
2025年4月26日(土)6時5分 スポーツ報知
ダッシュで調整する加藤貴之
日本ハムの加藤貴之投手(32)は25日、先発する26日のロッテ戦(エスコン)で、今季初登板となる本拠地のファンに勝利を届けることを誓った。前回16日のロッテ戦(ZOZO)では6回途中、走者を残して降板し結果的に負け投手となった。ゴールデンウィーク最初の土曜日で多くのファンが訪れることが予想される一戦。同じカードでリベンジを果たし、結果で声援に応える考えを示した。
いつも通りのポーカーフェースで、加藤貴は淡々と語った。中9日で先発する26日のロッテ戦(エスコン)へ向け「変わらず、初回から全力で頑張ります」。同球場でキャッチボールなどをして最終調整し、今季4度目の先発マウンドへ態勢を整えた。
前回のリベンジを果たす。16日のロッテ戦(ZOZO)では両軍無得点で迎えた6回、ポランコ、高部の安打で1死一、二塁とされ降板。代わった杉浦が打たれ、負け投手となった。「自分がピンチをつくってしまったので、そこは反省。先頭も出してしまったので、何とか先頭をまず取れるように」とやり返す構えだ。
古林のデビューなどでローテがずれたこともあり、2戦連続同じカードでの登板。「多少はデータが入っていると思うので、そこはキャッチャーと話して対策していきたいと思います。(ロッテの印象は)特に変わらないですね。しっかり向かっていけるように」と語った。
チームは前カードの24日まで、エスコンで2勝8敗。ビジターで9勝2敗と大きく勝ち越しているのとは対照的に、ホームで苦しんでいる。「本当に多くの方が来てくれてるので、僕たちはしっかりと結果で示せるように頑張ります」。今季初の本拠地登板で、ファンに勝利を届けたいところだ。ここまで1勝1敗だが、防御率1・62と抜群の安定感は健在。自らのピッチングで流れを呼び込み、チームに勝利をもたらす。(山口 泰史)