日本ハム・浅間 今季1号は4年ぶり5度目の先頭弾!「思ったよりも伸びた」

2025年4月26日(土)6時0分 スポーツニッポン

 ◇パ・リーグ 日本ハム1—2ロッテ(2025年4月25日 エスコンF)

 「ミスター先頭弾」だ。日本ハム・浅間大基外野手(28)が25日、ロッテ戦に「1番・中堅」で出場し、初回先頭で初球を叩き、中越えに先制1号ソロを放った。21年9月2日のオリックス戦以来4年ぶり5度目の先頭打者本塁打。開幕2軍スタートだったが、19日に1軍昇格したプロ11年目が、新リードオフマンに名乗りを上げた。なお、チームは接戦を落とし、今季2度目の3連敗で勝率5割に逆戻りとなった。

 少しずつ歓声が大きくなった。1番で起用された浅間が初球を振り抜いた。中堅後方へ伸びた打球がスタンドインすると、ファンの喜びも爆発。4年ぶりとなる先頭打者弾に「感触は良かったけど、思ったよりも伸びたな。奈良間に本塁打数、追い付きました」とおどけた。

 今季1号となる先頭打者アーチは、21年9月2日のオリックス戦以来4年ぶりで、実に自身5度目となった。エスコンフィールドで自身初、そして初球も初だ。現役メンバーの中では最も多く、「今年初めて1番を打つぐらいだったけど、若い頃から経験している打順なのですんなり入れました」と、新庄監督の1番起用の期待に、迷いのないスイングで応えた。

 今春キャンプは沖縄・国頭の2軍キャンプスタートだった。ただ、稲葉2軍監督は「大基はもう、やるべきことが分かっている」と話し、キャンプ序盤はチームでは異例の自由調整となった。全体練習後に黙々とバットを振り込み、1軍の舞台で輝く準備をした。開幕も2軍スタートと恵まれなかったが、ひた向きに1軍に呼ばれる日を待った。そして19日のオリックス戦で今季初昇格し、存在感を示している。

 「エスコン×ロッテ戦」の浅間は強い。昨年の本拠地でのクライマックスシリーズファーストステージ第2戦、延長10回にサヨナラ安打を放ち、ファンは歓喜に沸いた。この日は勝利を届けられなかったが、昨年の契約更改で「センター奪取」と決意した男にとって、定位置獲得へ大きなアピールとなった。

スポーツニッポン

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