ウエルター級王座に挑む佐々木尽に勝算は!?元日本王者「ネジが30本くらいぶっ飛んでねえと」
2025年4月26日(土)20時44分 スポーツニッポン
元日本スーパーライト級王者・細川バレンタイン氏(44)が自身のYouTube「前向き教室」を更新。WBO世界ウエルター級2位の佐々木尽(23=八王子中屋)の世界挑戦を予想した。
6月19日にWBO王者ブライアン・ノーマン(米国)に挑戦する。戦績は佐々木が19勝(17KO)1敗1分け、ノーマンが27勝(21KO)1無効試合。
細川氏は「サイズ的に小柄でもリーチは長い」とノーマンを評し、「強い」と断言した。
そもそもウエルター級の王者は他の階級と比べても総じてレベルが高いという。
その下の方の階級では微妙な王者やトップランカーもいるが、「ウエルター級にはいない」と言い切った。
その上で「佐々木尽にも可能性はある。パンチとスピードがあるから」と指摘した。群雄割拠のウエルター級であっても佐々木ほどの速さとパンチ力を併せ持った選手は少ないという。
細川氏は「だから希望は持てる」と話した。
たが、ノーマンはフットワークがよくてジャブがうまい。それは佐々木の得意なタイプではないという。
相性から判断すれば「8対2でノーマン」と予想した。
ただ、「ここまで来たらネジが30本くらいぶっ飛んでねえと無理」と指摘。「一発どっかで当たったらノーマンでも立てないと思う。そこは楽しみ」と、佐々木が大暴れすれば大番狂わせもあると説明した。