リーグ記録、通算48勝左腕の山中正竹氏が始球式「星野さんと投げ合って完封し、自信を...」
2025年4月26日(土)11時35分 スポーツニッポン
東京六大学野球連盟創設100周年を記念して行われているレジェンド始球式に26日、リーグ通算48勝(13敗)の連盟記録を持つ法大OBの山中正竹氏(78=全日本野球協会会長)が登板。勝利数に合わせて背番号「48」のユニホームを着て見事な投球を披露した。同氏は佐伯鶴城(大分)から66年に法大に入学。1年から活躍し1学年上に田淵、山本浩、富田という“法大三羽がらす”がおり、打線の援護もあって大記録を達成した。卒業後も住友金属で活躍、同チームの監督としても都市対抗優勝、法大の監督でも日本一を達成、バロセロナ五輪の日本代表監督で銅メダルを獲得した。野球殿堂入りも果たしている。
▼山中正竹氏 48勝した中では1年秋の開幕戦に明治の星野(仙一)さんと投げ合って完封し六大学でもやれるという自信をつかみました。大学最後の登板も9回のリリーフでこれも明治戦。ブルペンからマウンドに歌舞伎役者の花道のように登ってね。明治の応援席から「山中、ありがとう」の声を聞いて本当にうれしかったのを覚えています。