巨人グリフィン 今季初登板もいきなり追いつかれ2回1失点降板 2度先発回避、来日3年目で初救援
2025年4月26日(土)16時18分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 巨人—阪神(2025年4月26日 甲子園)
巨人の来日3年目左腕、フォスター・グリフィン投手(29=米国)が26日に出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)で今季初登板。通算41試合目で来日初のリリーフ登板となったが、いきなり追いつかれて2回2安打1失点で降板した。
先発左腕・石川が4回3安打1失点と尻上がりに調子を上げていたところで降板。グリフィンは2—1と1点リードの5回から2番手として今季初のマウンドに上がった。
先頭の前川は外角直球で見逃し三振に仕留めたが、続く坂本を四球で塁に出し、犠打で2死二塁。ここで代打・渡辺にカットボールを中前適時打とされ、2—2と追いつかれた。
それでも回またぎとなった6回は3番・森下をスライダーで、4番・佐藤輝を直球で連続三振に仕留めるなど3者凡退。2—2のまま迎えた7回、1死走者なしで打席が回ると、代打・増田陸を出されて降板となった。
グリフィンは登板予定だった3月29日のヤクルト戦(東京D)を発熱のため直前で先発回避し、同30日に登録抹消。2軍調整を続け、4月20日のヤクルト戦(神宮)に先発する予定になっていたが、この試合もコンディション不良により直前で登板回避となっていた。
グリフィンの投球内容は2回で打者9人に対して34球を投げ、2安打1失点。3三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は148キロだった。