佐々木朗希、プレーボール被弾のクルーズに逆転適時打を許す マウンド上で天を見上げる

2025年4月27日(日)11時26分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—パイレーツ(26日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、今季6度目の先発となる本拠地・パイレーツ戦で2—1の5回に逆転を許した。先頭フレージャーに右安を許すと、ファムに左中間二塁打を許して無死二、三塁。1死から1番・クルーズに右中間への2点適時打で逆転を許した。痛恨の一打にマウンド上では思わず天を見上げた。

 初回は1番・クルーズに初球先頭打者被弾。96・8マイル(約155・8キロ)の外角高めボール気味の直球を捉えられると、センターフェンスを越えるプレーボール弾となった。これで3試合連続被弾。それでも直後の攻撃で味方が逆転に成功し、2—1と試合をひっくり返した。

 2回は四球と単打で無死一、二塁にされると、7番・フレイジャーの遊ゴロで1死一、三塁のピンチ。だが、続く8番・ファムの浅い右飛に三走がタッチアップを試み、右翼のT・ヘルナンデスが冷静にホームに好返して同点を阻止した。

 佐々木は今季、試合前時点で5試合に登板し、0勝1敗、防御率3・20をマークしている。前回の20日(同21日)の敵地レンジャーズ戦は、自己最長6回78球を投げて2安打2失点の好投。勝ち投手の権利を得て降板したが、チームは5番手・イエーツが9回に逆転サヨナラ2ランを浴び、佐々木の初勝利はお預けに。それでも、23歳の若き右腕は「全体的にコントロールだったり、ストレートも変化球も操れた部分もあったと思う」と手応えを口にしていた。

 23日(同24日)には、カブス戦(リグレーフィールド)前にブルペン入りし、20球を投じて調整。その後は、練習中だったカブス・今永昇太投手(31)の元に駆け寄り、約3分間話し込み、ボールの握りなど野球談議に花を咲かせていた。

 この日は特別ユニホーム「シティーコネクトユニホーム」姿を着用。マウンドに向かった際は、名前の「朗希」にかけたとみられる「Dj Roderick」の「Bailalo Rocky」が登場曲として流れ、ベンチではスネルやE・ヘルナンデスらがノリノリだった。チームは今季ワーストタイの3連敗中なだけに、4連敗阻止を狙う。

スポーツ報知

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