高橋藍擁するサントリーが逆王手から決勝進出! 名古屋準決勝敗退 バレーボールSVリーグ
2025年4月27日(日)20時53分 スポーツ報知
第1セット、得点をあげ喜ぶ高橋藍(左)(カメラ・豊田 秀一)
◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ男子 チャンピオンシップ準決勝第3戦 サントリー3(22—25、25—23、25—22、28—26)1名古屋(27日、Asueアリーナ大阪)
初代王者を懸けたチャンピオンシップ準決勝第3戦で、レギュラーシーズン(RS)2位のサントリーが決勝(5月3日〜、東京・有明アリーナほか)に進出を決めた。1勝1敗で迎えたこの日、RS3位の名古屋をセットカウント3—1で下した。決勝では既に進出を決めているRS4位の愛知と対戦する。
名古屋の1—0の第2セットは、サントリーが反撃に出た。10—9からミドルブロッカーの佐藤謙次のクイックから6連続得点。ミドルブロッカー・小野寺太志のブロックもさえてリードした。だが、16—9から名古屋のニミルの強烈なサーブに崩され、6連続失点。終盤は競り合いとなったが、19—18から高橋藍のスパイク、最後は佐藤のサービスエースで取り切った。
第3セットは接戦のなか、藍の強烈アタックで流れをつかんだ。9—10から4連続得点で逆転。マッチポイントから相手の攻撃に苦しみ連続失点するものの、最後はシリフカのスパイクで2—1とした。第4セットは名古屋の水町泰杜を3枚ブロックで止めると、ムセルスキーが得点を量産。24—24から藍が左からスパイクを決めた。25—25ではチャレンジで相手得点が認められたが、名古屋にマナー違反があり、得点は26—26に。最後はシリフカが決め切り、勝利が決まった。
◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。RS上位6チームが進み、1位の大阪Bと2位のサントリーはシードで準決勝から臨んだ。準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで行い、26日の第2戦で4位の愛知が1位の大阪Bを破って決勝進出。決勝は5月3日に東京・有明アリーナ、同5、6日に千葉・ららアリーナ東京ベイで開催される。