OSAKA CITY SCが快勝発進 大阪府社会人サッカープラチナリーグ
2025年4月27日(日)16時38分 スポーツニッポン
◇大阪府社会人サッカープラチナリーグ第1節 OSAKA CITY SC5−1FC Lazo(2025年4月27日 J—GREEN堺 天然芝フィールド)
今季からプラチナリーグに昇格したOSAKA CITY SCが開幕戦で快勝スタートを切った。
相手は昨年のプラチナリーグ2位の難敵だったが、前半8分に正木浩輔が左サイドからゴール右に先制ゴール。10分には新人の野勢日向太(興国—上武大)がゴール右でヘディングシュートを決めた。さらにオウンゴールで3点目を挙げた後、1点を返され前半を折り返した。
野勢は後半1分に阪井暖(愛媛FC U—18—桃山学院大)のゴールをアシストすると、10分には自身2ゴール目もマークした。
「立ち上がりは、初戦ということもあって硬さもありましたが、先制点が入ってから流れに乗れたと思います。自分のプレーでは、2点目は動き出しも良かったです」
チームは現状アマチュアチームだが、Jリーグ参入を目指して強化している途中だ。野勢もこのチームの目標に刺激を受け、チーム加入を決意した。
伊東瑞希監督は「まずは勝てたことが一番大きい。リーグ戦なので勝ち点3を挙げていくことが目標。さらに、優勝を目指すには得失点差も大事なので、得点は多いほどいい」と、初戦快勝を評価しつつも前半終了間際の失点は反省点に挙げた。
昨年は、大阪府社会人サッカー1部で7勝1分けの1位でプラチナ昇格を果たしたが、今後、関西リーグ、JFLへとステップアップしていくには現在のカテゴリーで圧倒していく力が必要だ。山地泰平チーム代表は「初戦だったのでドキドキはしていましたが、勝てば勢いに乗れると思っていました。ストレートで(上位カテゴリーに)上がれるように選手を獲得した。チーム強化的には80点をつけられます」と、1シーズンでのプラチナリーグ突破に期待を寄せている。