大谷翔平、エンゼルス残留の可能性は「あまり高くない」と前監督が明言「ワールドシリーズへの道を提供できない」

2023年4月28日(金)6時30分 ココカラネクスト

今季も二刀流でチームを牽引する大谷。プレーオフへの道を自ら切り開けるか(C)Getty Images

 今季も開幕から投打で大活躍を見せる大谷翔平。投げては3勝0敗、防御率は驚異の0・64。打っては打率・261、本塁打6、打点16(日本時間27日現在)を記録するなど、投打でさすがの活躍を見せている。

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 そんな大谷は今季終了後にFAとなる見込み。現地では早くも契約金額と年数を予想する声が多くなっているが、エンゼルスの元監督も二刀流のFAについて言及した。米『CBS Sports』が、昨季の途中までエンゼルスを指揮したジョー・マドン氏のコメントを紹介している。

 同メディアは、マドン氏が「エンゼルスがショウヘイ・オオタニと再契約する確率は『あまり高くない』との考えを示した。マドンは、エンゼルスが大谷に長期的に残留する価値があると納得させるには、プレーオフに進出する必要があると考えている」と、語ったことを伝えた。

 また、「ワールドシリーズへの現実的な道を彼に提供できるかは明らかでない。もしできるのであれば、彼らはまだそれを証明していない。オオタニは2018年からエンゼルスのロースターの一員となった。その間に勝率5割以上の成績を収めたことはなく、今年もそれを変える可能性は低い」と今季の戦いぶりを評した。同氏は大谷が移籍する可能性が高いと見ているようだ。

 ヤンキースやドジャース、メッツなど、数多くの球団が大谷獲得に乗り出すと見られているが、果たして今オフ、二刀流はどんな決断を下すのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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