【ユニコーンS・坂本の特注馬】砂の新星候補に挙げたいクレーキング 中舘調教師も素材を絶賛

2025年4月28日(月)11時40分 スポーツ報知

クレーキング

◆第30回ユニコーンステークス・G3(5月3日、京都競馬場・ダート1900メートル)

 3歳馬同士で争われるダート重賞で、新たな砂の新星候補として注目したい馬がいる。それはクレーキング(牡3歳、美浦・中舘英二厩舎、父ナダル)。前走の3歳1勝クラス(中山・ダート1800メートル)は、4角先頭の強気な競馬で8馬身差の圧勝だった。

 レース後に左前球節に疲れが出たため招待されていたUAEダービーは辞退したが、秘める能力は魅力たっぷりだ。中舘調教師が「将来性をすごく買っている馬なので大事を取りました。こちらに帰ってきてからは本当に順調です」と熱く語る口調からも、期待のほどが伝わってくる。

 2走前のカトレアSは、直線で内から馬群をさばくのに苦労しながら、鋭い伸び脚で勝ち馬に0秒1差まで肉薄。非常に中身が濃い。勝ったナチュラルライズ(牡3歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)がその後、京浜盃・Jpn2を制したのだから、なおさらだ。「どんなレースでもできるのは強み。精神力が強いのだと思います」と中舘師。まだまだ伸びしろにあふれており、どんなパフォーマンスを見せるか楽しみだ。(坂本 達洋)

スポーツ報知

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