“チーズ抜き”茶わん蒸しから伝わった日本ハム・水谷の意気込み
2025年4月28日(月)6時0分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ 日本ハム3—5ロッテ(2025年4月27日 エスコンF)
【記者フリートーク】茶わん蒸しから、日本ハム・水谷の今季に懸ける思いが伝わった。今年2月の沖縄・名護キャンプ。オフ前に水谷らと、市内の地鶏料理店で食事した。「地鶏の旨(うま)み炙(あぶ)りチーズの茶わん蒸し」を注文も、水谷はチーズだけ別皿に回避。周りには「それ、ただの茶わん蒸しじゃん!」と突っ込まれるも、水谷は「脂質が多そうなのでね」と、最後まで口にしなかった。
昨オフに「自分の体を知る」をテーマに初めて分子栄養学検査を実施。血液検査などで栄養状態を確認し、自分の必要な栄養素を特定してきた。また、月10万円弱のサプリメントも購入。自然と食事への意識も変わっていた。「全然慣れないし、本当は食べたいですよ」。我慢の先に2年連続の活躍が待っている。(日本ハム担当・清藤 駿太)