G大阪ポヤトス監督 Rエリアス&原大智以上に警戒「プレスを外したあとのオーガナイズ」29日京都戦
2025年4月28日(月)14時56分 スポーツニッポン
G大阪のダニエル・ポヤトス監督が、あす29日の京都戦(パナスタ)のポイントに2列目の突破を掲げた。
「フォーカスしないといけないのは、相手の一列目のプレスを外した後のオーガナイズ」
京都の前線プレスを外した後に襲いかかってくるMF川崎やMF米本、MFジョアン・ペドロらの包囲網をどうくぐり抜けていくかがカギだと強調。「グラウンドは広い。どこかにスペースはある。メンタル面と頭を速く回転させていくことが大事」と話した。
また勝ち点3獲得のために選手たちに改めて説いたのは「先制の重要性」だ。直近のリーグ戦5試合3得点と得点力不足に苦しんでいるが「チャンスは作れている」とし、ボールポゼッション志向のベースは変えない。その上で「良い状況の選手がいるのにエゴが出てしまうと、そこが見えなくなる。拮抗した展開で決定機を決めきれないと、後々に罰を受けてしまう。個人に走るのではなく、確実に先制点を取る」とゴール前での冷静な判断を求めた。
MFネタ・ラヴィの離脱には「凄く痛い」と思わず本音も漏らした。それでも「センターバックを含めたビルドアップの構成を調整する必要はあるが、選手たちはしっかり戦ってくれる」と信頼は不変。99年を最後にホームでは京都に負け知らず。地の利を生かし、何とか浮上のキッカケをつかみたい。