【天皇賞・春】サンライズアースにデータも後押し!過去、阪神大賞典5馬身差以上V馬は本番全て馬券圏内

2025年4月29日(火)5時50分 スポーツ報知

25年阪神大賞典はサンライズアース(左)が圧勝

◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル)

 最強ステイヤー決定戦、第171回天皇賞・春・G1(芝3200メートル)は5月4日、京都競馬場で行われる。戸田和彦記者が担当する「考察」前哨戦編は、サンライズアースのパフォーマンスを高く評価した。

 圧巻だった。サンライズアースが、阪神大賞典で無尽蔵のスタミナを見せつけた。ラスト300メートル付近で先頭に躍り出ると、後続との差を広げる一方のワンサイドゲーム。本番での好走を予感させるには十分の内容だった。

 阪神大賞典が3月に開催されるようになった1987年以降、5馬身以上の着差をつけて勝利した馬は4頭。続く天皇賞・春では92年メジロマックイーンと24年テーオーロイヤルが勝利。21年ディープボンドが2着、01年ナリタトップロードが3着と全て馬券圏内に入った。今年のサンライズアースも高く評価する必要がある。

 3分3秒3の勝ち時計は過去10年で3番目に速く、昨年の覇者より3秒5も速かった。ラスト1200メートルのラップは11秒7—11秒2—11秒5—11秒5—11秒5—12秒1。2番手から積極的に動いて速い脚を繰り出し、ゴールまで持続させた。京都外回りは未経験のサンライズアースだが例年、直線手前の下り坂から一気にペースが上がる傾向がある。前走の後半の走りを見ると、レース適性は高いと判断できる。(戸田 和彦)

スポーツ報知

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