大谷翔平、まな娘を初めて抱いた瞬間「あったかかった」予定日より早く誕生…真美子夫人も産後は良好、名前は明かさず

2025年4月30日(水)14時42分 スポーツ報知

試合後に取材に応じる大谷翔平(カメラ・村山みち通信員)

◆米大リーグ ドジャース15—2マーリンズ(29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が29日(日本時間30日)、本拠地・マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に“パパ初アーチ”となる7号先頭打者本塁打を放つなど4打数1安打1打点1盗塁と活躍した。チームは今季最多15得点の大勝。ナ・リーグ西地区で20勝一番乗り。貯金10となり、同率首位で並んでいたジャイアンツが敗れたため、単独首位に躍り出た。

 大谷は試合後、父親になって初の囲み取材に応じた。「出産してホームランが出てなかったので、いい1本になったなと思います」。父親になるという新たな人生の節目を迎え「無事にまず生まれてきてくれて感謝してますし。寝不足気味でしたけど、なんて言うんですかね、心地のいい寝不足というか。幸せな寝不足だったので。特に今日、球場でも動けていたかなと思います」と振り返った。

 この日も病院に寄ってから球場入りしたという。「しばらくはそういう感じじゃないかなとは思う。ホームにいるうちは僕がいますけど、ロードはいないので、そこがちょっと気がかりかな」と真美子夫人を気遣った。初めてだっこした瞬間は「あったかかったですね。予想より大きく生まれてきてくれたので、まず、なんて言うんすかね、安堵(あんど)というか。はい。健康な状態で。はい、生まれてきてくれたので、それが何よりかなと思います」。

 「父親リスト」からすぐに遠征先に合流したが「予定より早く生まれてきたので。時間は思ったよりもありましたし。妻の方も悪い状態ではなく、無事に、健康な状態でその後数日も過ごしたんで、比較的安心して、安心して遠征にも行きました」。名前は決まっているが「今の段階でオフィシャルで出すことはもちろんない」とのこと。チームメートや近しい周囲にのみ伝えるつもりだという。

 この日の試合は「Women’s Night」として開催され、登場曲は真美子夫人が選曲したDALI、Manishの「ムーンライト伝説」だった。アニメ「セーラームーン」のオープニング曲として有名な同曲を背に打席に向かった。1点を追う初回先頭では、出場8試合ぶり、待望のパパ1号となる7号同点ソロ。今季2本目、通算14本目の先頭打者本塁打で記念すべき一発を飾った。22年サイ・ヤング賞右腕・アルカンタラの初球、95・5マイル(約153・7キロ)のシンカーを捉え、今季自己最速の打球速度114・1マイル(約183・6キロ)、打球角度23度、飛距離394フィート(約120・1メートル)で右翼の敵軍ブルペンに打ち込んだ。

 真美子夫人の出産に立ち会うために入った産休制度「父親リスト」から復帰後、8戦目。初回には38打席ぶりの一発が生まれ、無双モードに突入する気配も漂ってきた。

スポーツ報知

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