【巨人】山崎伊織、7回5安打無失点112球で降板 開幕からの連続無失点は35イニングでセ・リーグ記録更新
2025年4月30日(水)20時30分 スポーツ報知
7回1死一、二塁、代打・坂倉将吾を空振り三振に仕留め、雄叫びを上げる山崎伊織(カメラ・相川 和寛)
◆JERA セ・リーグ 巨人—広島(30日・東京ドーム)
巨人の先発・山崎伊織投手が7回5安打無失点6奪三振、112球で降板。開幕からの連続無失点を35イニングとし、28イニングの球団記録と31イニングのセ・リーグ記録を更新した。
開幕から28イニング連続無失点と球団記録に並んでいた山崎は1回、先頭の田村俊介外野手を中飛、矢野雅哉内野手には中前打されたが、小園海斗内野手を二ゴロ、末包昇大外野手は投飛に抑えた。1回を無失点に抑え、開幕から29イニング連続無失点で2007年に高橋尚成が記録した球団記録を更新。
2回は先頭の野間峻祥外野手に中前打、二塁盗塁を許し2死二塁と得点圏に走者を背負ったが、会沢翼捕手を空振り三振。3回は2死から矢野に四球を与えたが、盗塁失敗で無失点を続け、セ・リーグ記録に並ぶと、4回は1死から末包昇大外野手を振り逃げ(三振と暴投)で出塁させ、2死からファビアン外野手の中前打で一、三塁のピンチを迎えたが、菊池涼介内野手を右飛に打ち取り、セ・リーグ記録の1963年中井悦雄、23年村上頌樹の31イニングを更新する開幕から32イニング連続無失点をマークした。
打線は6回にようやく先制点を挙げた。吉川尚輝内野手が四球を選んで先頭で出塁。岡本和真内野手、キャベッジ外野手が倒れ2死となってから甲斐拓也捕手が四球で歩き一、二塁となったところで、1年ぶりにスタメン起用の増田陸内野手が左翼線二塁打を放ち、2人が生還した。
2点の援護をもらった山崎は、7回1死からファビアン外野手に中前打、菊池涼介内野手に左前打と連打を許し一、二塁とされたが、代打・坂倉将吾捕手、代打・堂林翔太内野手を連続で空振り三振に仕留め、ガッツポーズでほえた。山崎は7回で降板し、8回は中川皓太投手が登板した、