22歳バースデーの川崎春花に大会が“サプライズ”「すごいビックリ…うれしかった」

川崎春花が22歳の誕生日を迎えた（撮影：佐々木啓）

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＜パナソニックオープンレディース　事前情報◇1日◇浜野ゴルフクラブ（千葉県）◇6751ヤード・パー72＞

きょう5月1日に22歳の誕生日を迎えた川崎春花に、大会が粋なサプライズだ。プロアマに出場し、10番からスタートした川崎が前半ラストとなる18番パー3のグリーンに乗った時、電光掲示板に顔写真とともにカラフルな『Happy Birthday』の文字。そしてバースデーソングも流された。

「すごいビックリしたし、うれしかったです」。ゲストたちとすぐに記念撮影を行い、大事な日の祝福を受けた。これについても、「うれしかった」という言葉を繰り返す。「同級生たちは今ちょうど大学4回生。同じだと考えたら、そんな年なのかと思います」としみじみ。新たな一年については「ゴルフはもう少し調子を上げていって、自分自身が納得いく年になれば」と話す。

2週前の「KKT杯バンテリンレディス」で今季初出場し、これが2試合目。この間には「全米女子オープン」の予選会にも参加したが、まだ本調子ではないというのが本音だ。「ショットも少しずつ良くなっているけど、また違う課題が出るということの繰り返し。良くなっているけど、まだ悪いという感じですね」。試合勘を取り戻すなど、やることは多い。

千葉で今季初の予選通過を目指すが、今週は伸ばし合いの展開も予想される。「少しずつ不安なく打てていると思うけど、このコースはスコアが出そう。そこについていけるか不安だけど、プレーに集中して、最後まで回り切りたい」。来週のメジャー大会「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に向けても、この誕生日を流れを取り戻すきっかけにしたい。