オサリバン、駐日英国大使を表敬訪問し、日本でのレース体験を報告。SF視察の申し出も
2025年5月1日(木)17時0分 AUTOSPORT web

4月30日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦しているザック・オサリバン(KONDO RACING)は、東京都・千代田区の駐日英国大使公邸を訪れ、ジュリア・ロングボトム大使に表敬訪問を行った。
イギリス人ドライバーのオサリバンは、2024年までFIA F2に参戦して2勝を記録。2025年シーズンからは日本に舞台を移し、スーパーフォーミュラとスーパーGT GT300クラスに参戦している。鈴鹿サーキットで行われたスーパーフォーミュラ開幕戦で8位入賞を果たし、第4戦終了時点でランキング17位に位置している。
レーシングスーツ姿でロングボトム大使に表敬訪問したオサリバンは、懇談にて自身の日本でのレース体験を報告し、モータースポーツにおけるヨーロッパとの違いを説明。オサリバンは、日本でのレース活動を楽しんでおり、ヨーロッパでは得られない学びの機会を得ていると語った。
日本での経験が豊富なロングボトム大使からは、日本という異文化の中で上手く馴染んでいくには、日本語のフレーズを学び、日本での人間関係における年齢や経験の重要性を理解することが大切であるといった話もあった。
懇談の中でオサリバンから自身への後援や実際にレースをご視察いただきたいといった申し出がなされ、ロングボトム大使は前向きに進めていくと答えた。また、オサリバンから自身の似顔絵が入った応援タオルが贈呈されると、ロングボトム大使はタオルを広げて笑顔を見せる場面も見られた。
その後、暖かな日差しの中、英国式庭園でフォトセッションが行われた。異国の地で活躍するイギリス人同士ということもあってか終始和やかな雰囲気のまま表敬訪問は終了となった。