ソフトバンク又吉が6回93球0封「キャッチャーが出したサインに対してちゃんと要求通り投げれた」

2025年5月1日(木)20時6分 スポーツニッポン

 ◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク8—0阪神(2025年5月1日 タマスタ筑後)

 ソフトバンクの又吉克樹投手(34)が1日、ウエスタン・リーグの阪神戦(タマスタ筑後)で先発。6回2安打無失点の好投でチームの勝利に貢献した。

 先発調整を始めてこれが4試合目。最長の93球を投げた右腕は試合後、納得の表情を浮かべた。

 「自分のやりたいピッチングっていうのができました。キャッチャーが出したサインに対してちゃんと要求通り投げれたのが一番いいかなと思います」

 初回に味方の失策などで1死三塁のピンチを連続三振でしのぐと、3回は1死一、三塁も抑えた。最速147キロを記録した直球は威力たっぷりで5つ三振を奪った。「今年の中でも一番速かったと思いますし、中盤以降もスイングしてファールだったり空振りが取れていた」と話した。安打2本を打たれた自身のボールには反省しきりだったが、中身の濃い内容で後続につなげた。

 バッテリーを組んだ育成ルーキーの大友とは綿密に意思を確認して臨んだ。前の打席の決め球と同じボールから入るのか、それとも違う球種でカウントを取りにいくのか、勝負をする球なのか。その後のボールにつなげる球なのか…。と細部に及んだ。投手ミーティングでは「もっとキャッチャーと話をしてキャッチャーと近いとこに座って、今のイニングどうだったかっていうのを話した方がいいんじゃないか?」と話していたという。

 「なんとなく抑えて帰ってきて、なんとなくまた行くのじゃ違うと思います。そういう意味ではいいゲーム運びができたと思います」と語った。

スポーツニッポン

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